■生命の維持

０歳～１歳	◆基本的信頼感の芽生えを大切にする。 ◆生活リズムを整える。
１歳～２歳	◆保育教諭との信頼を深め、愛着関係を育む。
２歳～３歳	◆生活や遊びのなかで自我の育成を育む・体調管理を行う。
３歳～４歳	◆基本的生活習慣が身につくように援助する。 ◆運動機能を高める。
４歳～５歳	◆体調の変化に気づく。 ◆運動量に伴い、活発に活動できるように配慮する。
５歳～６歳	◆健康に関心をもち、生活に必要な習慣を身につける。

■情緒の安定

０歳～１歳	◆発達過程を把握して応答的な触れあいやことばかけを行う。
１歳～２歳	◆スキンシップを十分に図り、保育教諭との関わりの心地よさや安心感を与える。
２歳～３歳	◆子どもの気持ちを受け入れて、共感しながら継続的に信頼関係を築く。
３歳～４歳	◆主体的な活動を促す環境を整え、探索意欲が高められるように守る。
４歳～５歳	◆多様な経験を通し自己肯定感を育み、自信や保育教諭へ信頼を獲得できるようにする。
５歳～６歳	◆生活リズムに応じた活動内容の調和を図り、休息がとれる。

０歳～１歳	◆保育教諭との関わりのなかで清潔になることの心地よさを感じる。
１歳～２歳	◆身のまわりの簡単なことを自分でしようとする気持ちを育む。
２歳～３歳	◆生活のなかで自分でできたことに喜びを感じられるように援助する。
３歳～４歳	◆身のまわりを清潔にし、生活に必要な活動を自分でできるようにする。
４歳～５歳	◆自分の体に関心をもち、異常を感じたら自分から保育教諭に知らせられるようにする。
５歳～６歳	◆室内外の危険な物や場所、危険な行動を知り、気をつけて活動する。

０歳～１歳	◆特定の保育教諭とのかかわりにより信頼関係を育む。
１歳～２歳	◆保育教諭や友だちに関心をもち、まねをしたりして自分から関わろうとする行動を認める。
２歳～３歳	◆生活や遊びのなかで順番を待つなどの決まりがあることを知る。
３歳～４歳	◆友だちと簡単なルールのある遊びをするなかでルールを守ることを知る。
４歳～５歳	◆友だちと共同で遊具などを使うなかで、楽しく遊んだり大切に使うことを知る。
５歳～６歳	◆遊びや行事を通して友だちを応援したり、力を合わせることの大切さを知る。

０歳～１歳	◆いろいろな環境の中で、五感を豊かに育む。
１歳～２歳	◆好きな玩具や遊具に興味をもってかかわり、様々な遊びを楽しめるようにする。
２歳～３歳	◆自然と触れ合うなかで好奇心や探究心を深めることが、援助してもらいながらできる。
３歳～４歳	◆身近な動植物に親しみをもち、世話をすることで、生命の尊さに気づく。
４歳～５歳	◆身近な素材を使って考えたり試したり、工夫して遊ぶ。
５歳～６歳	◆生活や遊びの中で簡単な標識や、文字などに関心をもつ。

０歳～１歳	◆保育教諭の働きかけにより声を出したり応えようとする一連のやり取りを丁寧にする。
１歳～２歳	◆話しかけや、やりとりの中で声や言葉で気持ちを表そうとすることを大事に育む。
２歳～３歳	◆生活や遊びのなかで簡単な言葉でのやりとりを楽しむ場面を大切にする。
３歳～４歳	◆友だちとのの話を聞いたり、保育教諭に質問したり、興味を持った言葉のイメージを楽しむ場面を大切にする。
４歳～５歳	◆保育教諭や友だちとの会話を楽しみ、相手に伝わるように話す工夫をする。
５歳～６歳	◆人の話を聞いたり身近な文字に触れたりして言葉への興味を広げる。

０歳～１歳	◆土や水等の素材に触れて感触を楽しみ、完成を育む。
１歳～２歳	◆保育教諭と一緒に歌ったり、手あそびをしたり、リズムに合わせて体を動かして遊ぶことを促す。
２歳～３歳	◆保育教諭や友だちと遊ぶなかで自分なりのイメージをふくらませ、楽しんで遊ぶ。
３歳～４歳	◆いろいろな素材や用具に親しみ、友だちと工夫して遊ぶ。
４歳～５歳	◆音楽に親しみ、友だちと歌ったり合奏したりして一つのものを作り上げる楽しさを味わう。
５歳～６歳	◆自分のイメージを動き言葉などで表現したり、演じて遊ぶ楽しさを味わう。

■食を営む力の基礎

０歳～１歳	◆離乳を進め様々な食べものに触れ、食べるなかで意欲が育つ。
１歳～２歳	◆様々な食べものを見る、触れる、味わうなどの経験を通して自分で進んで食べようとする。
２歳～３歳	◆食事に必要な習慣を知り、友だちと一緒に食べる楽しさを味わう。
３歳～４歳	◆食事に必要な習慣を身につけ、何でも食べる楽しさを知る。
４歳～５歳	◆様々な食品に親しみ、食べ物と体の関係に興味を持ち、友だちと一緒に楽しく食事ができる。
５歳～６歳	◆食べ物と体の関係について興味を持ち、食事をすることの大切さがわかり、落ちついて食事をすることができる。